地元の不動産売却のお手伝い

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第61回

エアコンやカーテンは建物と一緒に買主へ引き渡すのですか?

ご自宅のマンションの売却を始めている方で、エアコンやカーテン、照明は建物と一緒に付いた状態で買主に引き渡すことになるのか?あるいは全て撤去すべきか?というご質問でした。この方としては、買い替え先の新築一戸建に合ったデザインのものを新たに購入したいので、出来るだけ今の物はそのまま残しておきたいというお気持ちのようでした。

引っ越し先に持って行きたい物、要らないのでそのまま残しておきたい物は売主の状況によっても変わってくると思います。これらは家具や他の家電製品と同じ動産扱いなので、原則的には売主が撤去することになってはいますが、現実的には双方の話し合いで決めていくというスタンスを取ります。

特にエアコンは取り外すことによって、周りのクロスが傷んだり汚れが目立ったりすることが多いので、買主としては故障していないのなら、そのまま残してもらって今後も使いたいという方が多いですし、売主としても移設工事を依頼するくらいなら新しく買い替えたいという方が多いです。

なので、先ずは売主側として持って行きたい物、そのまま残したい物の希望を決めて不動産会社へ伝えてください。我々は事前にその意向を買主に伝え、買主側の意向も確認します。そしてこれらで決まったことについては、後々トラブルにならないように、売買契約時に付帯設備表という書式を使って双方で確認した内容を書面として残しておくようにします。