第60回
漠然とした不安が先立ってしまい、初めの一歩を踏み出せない
2年前に一人暮らしのお兄様が亡くなり、住んでいた一戸建を相続したが、不動産の知識も売買の経験も無いため、ただ漠然とした不安が先立ってしまい、なかなか初めの一歩を踏み出せないで困っているという方からの電話相談でした。
もう住む予定がないので売却して現金化したいと思っているが、不動産屋に相談して、しつこくされないか?ダマされないか?という心配から、自分の中だけでモヤモヤを抱えてしまっているようでした。
そんな不安を解消するためにどうしたらよいか?答えは様々だと思いますが、やはり不動産の知識も売買の経験も無いからこそ、私達のような専門家を頼っていただくのが一番だと思います。「知らないからただ不安」というケースがとても多いからです。
ちなみに当社ではそんな時に、通常の査定額だけではなく、掛かる諸費用(初めは概算)や税金、大まかな流れ、売主がしなければならない作業等を丁寧にご説明するようにしています。すると、売却の全体像が掴め、自然に不安も消えて一歩目を踏み出せることが多いです。
今回の方も、その後ご来店の際に同様のご説明をしたところモヤモヤが消えてスッキリしたと喜んでいただけました。なかなか不動産屋に相談すること自体に抵抗があるかもしれませんが、そこは割り切ってご相談いただければ、初めの一歩を踏み出すお手伝いが出来ると思います。