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第58回

自宅を売却する時にはセットバックが必要だと言われたが?

ご自宅の売却を検討している方で、敷地の前面道路が狭いのでセットバックしないと家の再建築が出来ないと言われたとのことでした。

そもそも家を建てるためには、建築基準法で「4m幅以上の道路に敷地が2m以上接していなければならない」という大前提があります。しかし昔の道路を見てみると、2mや3m幅位の狭い道路がまだまだ多く残っているのが現状です。なので、それらの道路を将来4m幅にするために「いつか建てる(建て替える)時には道路境界線を後退(セットバック)する」ことが義務づけられています。

具体的には、現在の道路の中心から2m後退した線が道路境界線となるのですが、例えば現在の幅が3mであれば中心線から道路境界線まで現在1.5mなので0.5m下がることになります。そうすれば両側が下がった時点で4m幅の道路が完成されるというわけです。

但しこれは通常の形であって、向かい側が川であったり線路や崖であった場合には、一方の後退だけで4mを確保する必要が出てきたり、地域によっては初めから6m道路が前提であったりする場合もあります。

土地の売買をする際には、セットバックの有無によって実際に使用できる敷地面積が減少してしまうことがありますので、買主にとっては重要なポイントとなります。なので、売却を考え始めたら不動産業者等の専門家にセットバックについても調査してもらうことが必要です。