地元の不動産売却のお手伝い

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第55回

隣家から私道の掘削承諾書の署名・捺印を依頼されたのだが

隣家で建て替えをするのに併せて、私道の掘削承諾書への署名・捺印を依頼されたが、どう対応すべきか?と相談されました。

自宅前の道路が私道でその所有権が共有になっているケースで、建て替え等により水道・下水道・都市ガス等の管の入れ替えのために道路を掘削する場合には、私道の共有者全員の承諾を得てから工事を行うのが一般的となっていて、各工事業者からもそれを求められます。これは逆の立場でこちらから依頼することもありお互い様ですから、気持ちよく署名・捺印する必要があるでしょう。

そもそも私道とは、自治体が所有する公道とは違い、個人や法人が所有する道路ですから、所有者全員で管理や整備を行うものとされています。なので、仮にこれを拒否してしまったりすると、依頼者は大変困ることになり、近隣との関係悪化や時には裁判沙汰に発展してしまうかもしれません。

自宅を売却する時には、こういう事を想定して、予め私道の掘削承諾書(通行の承諾も併せて書面にすることが多い)を売主側で取得することを購入条件にしてくる買主も多いです。また住宅ローンを利用するのに銀行が融資の条件としてくることもあります。

なので、自宅前が私道である場合には、普段から近隣との付き合いを大切にしておくことが重要かもしれません。