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第36回

田舎の要らない空き家を放棄したいが、どうしたら良いのか?

田舎に空き家として放置したままの実家があり、このままでは不動産の価値よりも所有していることの負担の方が大きくなる可能性があるので、いっそのこと所有権を放棄してしまいたいと考えているがどう思うか?というご相談でした。

最近は、このような買い手がつかない空き家やバブル時代に購入した投資用の土地・マンションを「無償でもいいから所有権を放棄したい」といったお話しを聞く機会が多いです。自治体に申し出れば簡単に寄付(放棄)出来るとお考えの方も多いようですが、自治体側からすると、引き受けることにより従来収められていた固定資産税が減るということになり、加えてその不動産の管理責任とコストが掛かるわけですから、簡単に受けてもらえるとは考えづらいです。

また法律の上では、不動産を放棄するという制度は存在しません。無償でも受け取ってもらえないような不動産を抱えてしまうと、売ることも放棄することも出来ずに固定資産税の負担と管理責任だけが残る、いわゆる「負動産」になってしまうのが現状です。

しかし日本全体の人口減により、不動産の活用や売却に困る所有者が急激に増えてきている背景のもとで、今年に入ってから、一定の要件を満たせば不動産を放棄出来るような仕組みと法制化を政府が検討を始めたようですので、現時点では、その新しい制度の実現を待つしか方法はなさそうです。